働き方&仕事観

在宅勤務の懸念が杞憂だった件

投稿日:2020年3月27日 更新日:

ここのところスポーツやイベントの中止、自宅待機といったニュースですっかり「自粛モード」ですが、あえて良いことを挙げるとすれば、一部の企業で、これまで及び腰だった在宅勤務を認める動きが出てきた点です。
こういう事態にでもならないと、改革が進まないのは悲しいところもありますが・・。

都市部では通勤に1時間はザラです。しかも混雑の車内に立っているだけで疲弊し、会社に着いてからも、なかなかエンジンが掛からない。
でも在宅勤務をやってみると、毎朝シャワーを浴びた後、リフレッシュした状態で即起動。「いつも会社に着く時間」には、すでにひと仕事終えています。
事務作業のほとんどは、オフィスで作業しなくても大丈夫なことが実感できます。

PC操作する女性

会議にしても、本当に必要なものだけになり、オンラインにすれば無駄なく進められます。細々とした出張費用も減っていきます。

「え、これでいいんじゃね?」

会社にとっての「不都合な真実(?)」だった在宅ワークが、「生産性を高める事実」だったと気づいた方は居るかと思います。

個人としても、基本的に家にあるものを食べるので、食費も安くなるし、帰宅時間がなくなるので、家事の分担だって進む。
スーツを着る方は、Yシャツのアイロン掛けや、靴磨きの回数も減ります。運動不足などの問題もありますが、選択肢が増え、柔軟に対応できるようになったのは良いことだと思います。

ただ、直接的な管理から外れることで、働く時間ではなく、より成果が重視されることになると見ています。
内心だらだら働けると思った人は、評価で憂き目に合う「不都合な事態」に陥ります。オンラインで肩を叩かれる、なんてことにならないように気は抜けません。

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