会社の後輩と話していると、転職した方がよいか 悩んでいると相談されることがあります。
自分で決めたなら全く問題ないとは思いますが、よく聞くと
「特に会社が嫌でもなく、かと言って出世したい訳でもないし…」
のようなことを言う。
ただ不安な状態が不安というような、そんな感じです。
これに関しては本人の問題なので答えはありませんが、 会社にいることの意義や出世について、 私なりに考えたことを雑記としてまとめます。
会社との向き合い方は大きく3つ
会社に残ることを想定した場合、以下のような選択肢があると思います。
- 社内で自分の活躍するフィールドを増やし、さらなる高みをめざす。
- 会社で昇進・昇格をめざす。
- 会社では無駄なく仕事をして、あとは自分の時間にする。
入社まもない新人であればさておき、ある程度の経験があるのに、どれにも当てはまらず、 何年もずっと同じ立場で同じ仕事をしているならば、本当にこのままで良いのか、考える時期に来ていると思います。
これが不安の原因であれば、社内で異動する、それも叶わなければ環境自体を変える方が良いのではないでしょうか。
要は「稼ぐ力」が身についているか
全く同じことを繰り返しますが、 先ほどの選択肢を問いに変えてみます。
- 技術で突き抜けて、何をやっても誰にも文句を言われないほどの存在(辞めても引く手あまた)をめざすのか?
- 営業力・マネジメント力などを身につけて成果を出し、出世することで収入を上げるのか?
- 会社で一定の収入を得ながら、副業を実践しながら稼ぐ方法を身につけるのか?
要はいずれかのアプローチで「稼ぐ力」が身についているかどうか。
この方が、今後との向き合い方を考えやすいかもしれません。
出世はゲームと考える
「出世なんてしたくない」「管理者は責任重いだけでつならなそう」
最近の風潮として、上司に対するネガティブな印象が根強くあるようです。
その一方で、講演家の鴨頭嘉人さんは、Youtube動画でこう言っています。
「出世はゲーム。参加しないで、何がおもろいの?」
私自身も確かにそうだと思いました。
自分よりできない上司がいたら、そいつをブチ抜くために、 どんな業績を挙げればよいか、戦略を立てて戦うから面白いと。
小難しい言葉を使うと、マネジメント層は、事業戦略を立てるという型のないクリエイティブさと判断力を駆使してゲームをしています。
責任も問われるけれど、問題を根本から変えて組織を動かすことができ、 社会にもより大きな影響力を与える立場になる。
そして、その分収入が大きくなる。
会社に残るなら、出世をめざすのは当然の選択肢だと思います。
出世できても会社員でいる限りリスクはなくならない
とは言え、会社自体の舵取りが難しく、今後リストラの対象拡大や、 会社自体の存続が脅かされる可能性も出てくるでしょう。
出世したにせよ、会社員で居ることは、常にリスクがあると言うのは忘れてはならないと思います。
今日は雑記でしたが、今後も、出世に必要なマネジメント系スキル、稼ぐためのスキルを学びつつ、資産運用についてもまとめていきたいと思います。