今年からつみたてNISA口座に切り替え、 米国株式をメインに運用することにしました。
購入したのは次の投資信託です。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
今は全世界で株価が落ち込んでおり、さらに下がる可能性は高い状態といえます。そんなときに投資なんて…と思うかもしれません。
しかし、さらにその先に目を向け、いつか世界に活気が戻るという希望を持つならば、無理のない範囲で、長期運用のつみたてを続けていこうと考えました。
米国株はまた復活する
私は日本株を若干持っていたので、分散の意味でも、つみたてNISAは米国の投資信託に重きを置きましたが、米国を選んだ1番の理由は成長性です。
中国の台頭はあるものの、10年後、15年後の成長を見ても、Amazon、Google、ほかスタートアップ企業がテクノロジーで主導権を握り続けるでしょうし、生産年齢や人口推移などを見ても、アメリカの優位はゆるがないと考えました。
アメリカは株主還元を大事にする傾向にあるため、日本株よりも配当利回りが大きくなることも期待できます。
本当にどうなるか誰も予測できないので、投資は自己責任です。
私の場合、色々調べ、いくつかの書籍を読んだことが決め手になりました。
【書籍】毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資
この本は、投資の素人でもわかるように、「投資の必要性」や「投資信託の仕組み(図解)」など、 丁寧にわかりやすく書かれています。
最初に読むのはオススメです。
毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資
『米国つみたて投資』というタイトルのとおり、基本的に米国一本でOK。やはり市場の規模や、人口、値動きの傾向からも、欧州や中国に投資しなくても良いというのが著者の主張です。
世界で指折りの資産家、投資の神様ウォーレン・バフェットも、「自分の死後、残された資産の90%はS&P500指数で運用せよ」と述べています。
このS&P500指数とは、米国の代表的な500銘柄の株価を元に算出される指数であり、指数としては他にNASDAQ100や、ニューヨーク・ ダウ(工業株30種類の指数)があります。
神様も、今後の成長と、安定的な500銘柄で行けば、投資の知識が なくても安定的な資産運用につながると考えたのでしょう。
また、この本では素人が必ずつまずくETFと投資信託の違いもまとめられており、とても参考になる本です。
【書籍】お金が増える 米国株超楽ちん投資術
他にも、米国インデックス投資の決め手になった書籍として、こちらも読みました。
こちらは、米国株投資ブロガーとしても有名な、たぱぞうさんの本です。
基本的には『米国つみたて投資』と同じスタンスです。
お金が増える 米国株超楽ちん投資術
著者の主張としては、資産運用の目的にもよるが将来的に、2000万〜3000万なら投資信託の運用で十分可能。
ただし、もう一歩踏み込んで、米国の個別株投資も書かれています。
MicrosoftやAmazonをはじめとした有名銘柄に加え、成長銘柄について、著者なりの見解がまとめられているので、値下がりを見定めて個別株を買おうと思っている方は、銘柄を選ぶ際の参考になると思います。