あなたはキーボードを見ないでタイピングできますか?
どのくらいのスピードで入力できるか知っていますか?
毎日の仕事でタイプ入力あり、もしタイピングが上手でない(遅い)のなら、悪いことは言いません。
練習して1日も早く、正しくて速いタイピングを覚えたほうが良いと思います。
本当に小さな差が、長きにわたって大きな差を生むのです。
目次
タイピングスピード(WPM)を上げたほうが良い理由
たかがタイピングスピード、されどタイピングスピード。
少しの差でも、ビジネスのあらゆるシーンで差が出ます。
例えば、打ち合わせの場で議事録をサクサク作れる人がいる一方で、会議が終わった後に思い出しながら、時間をかけて入力する人もいる。
もう少し細かく言うと……
1分間に100文字入力できる人と、50文字しか入力できない人が居るとしましょう。
1分間に50文字の差であれば、1時間(60分)で3000文字の差が出ます。
もちろん、1時間ずーっと文字を打ち続けることはないと思います。
しかし、細かい差の積み重ねが、トータルで自分の作業時間に効いてきます。
遅い人:「ええと…タン、タン、タンタン、…と、タン、タンタン」
速い人:「タンタタタンタンタン、タンタン、タタタタタン…」
同じオフィスの中でも、人によっては、このくらいの違いがあります。
ちなみに、1分間に入力できる文字数のことをWPM(Word per Minute)と言うそうです。
e-typingというサイトで、タイピングスピード(WPM)を測れます。
私のWPMは大体250くらいです。
正答率は98%でした。(←もっとミス多い方だけど調子良かった。)
中には私の倍以上のスピードで打つ、強者も居るようです。
(高速で間がなくタタタタタタタタタタタタタタタタタタ…って感じかと。)
我流ではなく、正しいタイピングを練習してマスターするべき
「いや、俺は自己流で、人差し指だけで高速だぜ!」って方が居るかもしれません。
でも、それでは指の動かし方に無駄が多すぎて、効率的に指を使う正しいタイピングをマスターした人には、到底かないません。
(*怪我をして動かないなど、何らかの事情がある場合は除きます。)
悪い癖がついていたとしても、意識して練習すれば直ります。
英語やプログラミング学習のように時間の掛かるものではなく、頭を使うというよりも、体に染み込ませるイメージです。
指が正しい役割を覚えるまで、しっかり練習したほうが良いでしょう。
習熟スピードからも、市販のタイピングソフトで練習するのがオススメ
無料タイピングができるサイトをいくつか見たのですが、残念ながら正しいホームポジションで、指ごとに役割を覚えさせてくれるものは見つかりませんでした。
「寿司打」とかすごく良くできているんですけどね。練習には向きません。
たぶん、これで続けていても我流で打てるようになるだけだと思います。
見ないで高速に打つには、下記のような順序で学ぶ必要があります。
<タイピング習得の流れ>
- 基本:まずは肩の力を抜いて、ホームポジションに指を置く。
- 人差し指:扱うキーが多いため、左右の距離感が大きく違う点を指に覚えさせる。
- 中指や薬指:ホームポジションを崩さずに、軽く指でタッチできるようになる。
- 小指:最初は動かない。つりそうになってしまうけれど[Enter/return]含めて、見ないで打てるようになるまで練習。
- 復習:苦手な指を意識して集中して練習したり、指の組み合わせを増やして指に覚えさせる。
いきなり単語打ちを続けるのは、ステップを踏まないため弱点の把握も難しい。専用ソフトの方が結果として習得が早いと思います。
(書籍1冊分くらいなので、スキルアップすれば、すぐに取り返せます。)
継続することが大事なので、ゲーム性のあるものがオススメです。
私もずいぶん昔(確かWindows95時代?)に、「特打」で練習して覚えました。
雰囲気と世界観は、今も当時とそんなに変わりません。…それでいいのか!?
ソフトは色々ありますが、継続性とコスパで3つに絞ります。
以下のどれかで大丈夫です。
「特打」(Windows:ダウンロード版/パッケージ版)
▶︎特打(最新)タイピング 練習 ソフト キーボード練習
西部劇スタイルでゲームで楽しむタイピング練習ソフトです。
右手人差し指の使い方から、キーボードを見なくても大丈夫になるまで繰り返し練習していきます。
「UJMJMU…」「YHNHYN…」のような感じで。
ある程度覚えたら、次は左手人差し指で入力するキーを指に覚えさせます。
こうして少しずつ、使える指を増やしながら、最終的に単語や文章の練習へ。
すべての指で、最短距離で無駄なく入力できるようになります。
すでに悪い癖がついていても、段階を追って次第に矯正されていきます。
続かないと意味がないので、ゲームを楽しむ感覚でやっていきましょう。
徐々に使える指が増えると、モチベーション上がります。
細かいことですけど、銃声や的に当たった感じが心地よいのがポイントですね(こういう要素って結構大事かと)。
「特打ヒーローズ 名探偵コナン」(Windows:ダウンロード版/パッケージ版)
▶︎特打ヒーローズ 名探偵コナン(最新)タイピング練習
「名探偵コナン」も「特打」と同じ手法を使っています。
もし、「コナンくんが好き!」とか「子どもにも使わせたい!」というのであれば、こちらの方が良いと思います。
ゲームが11種類と豊富なところと、大人モードと子供モードで、出てくる単語の種類や難易度を変えられるところがポイントです。
練習は楽しくが基本なので、個人的にはこのどちらかで良いと思います。
練習は楽しくで思い出したのですが、そう言えば昔ゲームセンターに、キーボード入力でゾンビを倒すゲームがあったような……。
調べてみたら、かつてPC用にも「ゾンビ打」って言うのが、売られてたんですね(今は中古でしか手に入らなそうです)。
「絶対即戦力 タイピングマスター」(Windows/Mac)
▶︎【最新版】絶対即戦力タイピングマスター
マックユーザーは「タイピングマスター」一択ですね。
ゲーム性はないものの、必要な機能が備わっており、特打と同じように段階的に覚えられます。
面白いのは、「ショートカットキーを覚える」項目がある点と「音声で問題を読み上げての入力練習」機能です。
ショートカットって重要な時短スキルなのに意識しないと使わないので、クセにしてもらえると助かります。
音声からの入力は、会議室での議事録を取るシミュレーションになりますね。
以上です。タイピングは「早く帰る」大事な技術です。
早い段階で効率よく覚え、スピードを上げていきましょう。