働き方&仕事観

外出自粛を「自己成長・学びの機会」と捉えてみる

投稿日:2020年4月15日 更新日:

コロナウィルスにより、すでに事業が壊滅的な方にとっては1日も早い収束と、政府からの十分な支援が待たれる状況です。

オフィス勤務などで「まだ凌げる」方にとっても、他人事ではありません。世界的にダメージを受けている状況、ジワジワと影響は出てきます。
外出自粛を続けていると、尚更不安ばかりがつのっていきます。

しかし、ここは思考を切り替えて、自分自身の今後について考える時間にしたり、何か行動に移すタイミングにした方が良いと思っています。


自分のために使える時間が増える

リモートワークや出勤停止に切り替わることは、会社に費やす時間が減ることになります。

  • ドアtoドアで通勤1時間なら往復2時間分の削減
  • スーツに着替えたり、化粧に掛かる時間も削減
  • 定時後の飲み会がなくなる

都心なら片道1時間以上なんて人もザラですし、身だしなみで手を抜けるのは大きいと思います。飲み会がなくなるのも良いですね。この時間を有効に使わない手はありません。

浮いた時間でやってしまいがちなのが、なんとなく世界各国のニュースを巡回してしまうこと。その多くはネガティブな情報です。気付いたら時間だけ過ぎてしまうので、見るにしても、夜7時のニュースだけにするとか決めた方がよいでしょう。


毎日の生活で使うお金が減る

経済的には良くないのですが、外出が減ることで出費も減っていくと思います。
シーズンに合わせた外出用の洋服は不要ですし、娯楽施設は再開したとしても様子見でしょうし、飲み会もなくなります。全般的に、消費マインドの回復は先になるでしょう。

もちろん、ストレス発散と割り切って、自分の趣味、例えばゲームや雑貨などに使うのは良いと思います。心のバランス、大事ですからね。

一方で、学びを開始して、継続につなげるタイミングとしても絶好なので、読書でも英会話でも、何か自分の興味のあることに投資してみるのは良いと思います。


オンライン講座でやりたいことを探し、学びの「スイッチ」を入れる

何か学ぶと言っても、いきなり10万も20万も掛けるのは、あまりお勧めしません。

今は比較的安価に学べるオンライン授業があるので、まずは、そちらを活用して本気度と向き不向きを測ってみるのが断然良いと思います。

今は会社で使えそうなものから、AIやWeb・動画に関する技術、デザイン、マーケティング、教養などいろいろな講座があります。

費用もだいたい本1〜2冊分、高いものでも1万円台で学べます。
Youtubeで似たようなものを探しても良いのですが、入門的なものが多く、 教えることに最適化されたものが少ない印象です(多くのチャンネルは、再生数を取るのが目的なので)。

これは私の感覚ですが、本にせよ講座にせよ、金額は少なくて良いので、投資した方が姿勢が変わります。特にやりたいことでためらっているのなら、先延ばしをやめるために、投資自体がその「決断」のスイッチを押すことになります。
まずは決断する意味でも、1講座から試してみるのが良いと思います。

それで本格的にやってみたいと思えるなら、次のステップとして、さらに続けるか、質問しやすい通学講座など検討してみるのが良いと思います。

-働き方&仕事観
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

プレゼンテーション

コロナウィルス対策で、企業の将来性を見分ける3つのチェックポイント

一連のコロナウィルス対策で、すでに一部の企業でリストラが始まっているようです。体力のない中小企業では、やむを得ない状況だとは思いますが、この難局の中、どのような対策やコミュニケーションを取っているかを …

コロナウィルス禍で改めて見直される「成果主義」とは?

コロナウィルス禍において景気後退フェーズに入ると、多くの企業で「成果主義」が再評価・見直される可能性があると見ています。 「成果主義」とは、その名のとおり「仕事の成果」によって従業員が評価され、昇進・ …

これから英語学習を始めたい!という方向けの「はじめ方のススメ」

「自宅で時間があるうちに、英語学習にチャレンジしたい!」「今まで何度も挫折してきたし、今度こそ英語をやろう!」 自宅にいる時間をうまく使って英語学習に取り組みたい人はいるかと思います。でも、勉強するの …

ノートPCを眺める男性

このブログの目的について

3連休、外出せずにビジネス系Youtubeを視聴していると、「会社員はオワコン。さっさと辞めて好きなことで稼ぐ時代」と熱いメッセージを発信するものがいくつかありました。 「そうだよなぁ」と頷きながらも …

「10年後の仕事図鑑」:今後、消える仕事と生き残る仕事とは?

人間の仕事の半分がAIに奪われる……。英オックスフォード大学でAIの研究を行っているオズボーン教授によると、米国において今後10年〜20年のうちに、今の仕事の47%がなくなると予想しています。この手の …