効率化・生産性UP

OneNoteを使って議事録を作成する方法【基本操作】

投稿日:2020年5月20日 更新日:

前回の記事で、効率的な議事録の作成方法について取り上げました。

議事録作成を効率化する5つのポイント【時間短縮】
打ち合わせの役割の中で、ちょっと気が重いのが議事録係。上司から指示される人も居れば、雰囲気的に「私やります……」と言わざるを得ない状況の人も居るかと思います。 会議

その中で、「Officeを使っている方は、OneNoteを使うと効率化できる」と書いたものの、意外とOneNoteを活用していない方は多いと思います。
使ってみると割と使えるのがOneNote。
もし、Officeを使っているのなら、一度試してみてはどうかと思います。

今回はOneNoteでの議事録の取り方を、操作の流れに沿ってまとめたいと思います。


議事録作成時の新規作成:[Ctrl]+[N]

OneNoteで議事録を新規に作成するときは、メニューから選ばずにショートカットでいきましょう。 [Ctrl]キーを押しながら[N](NewのN)を押してください。 ページが作成されます。

ノートが表示されたら、一番上のタイトル部分に文字を入力すると「無題のページ」というページ名が、入力した文字列になります。


Outlookスケジュールから会議の詳細を挿入:[挿入]−[会議の詳細]

メールやスケジュール管理にOutlookを使っている場合は、スケジュールから会議時間や参加者の情報を同期させることができます。
OneNoteの[挿入]メニューから、[会議の詳細]を選んでください。 右側に会議の一覧が表示されます。

なお、私の自宅PCではOutlookと同期していないので、上の画面例では表示されていません。。
でも、ここから選ぶことで、面倒な情報入力が不要になってものすごく楽です。


会議音声を録音:[挿入]−[オーディオ]

議論が錯綜したり、自分の発話したりして手が止まってしまうこともあるので、会議が始まったら[挿入]メニューから、[オーディオ]を選ぶことで、会議の音声を録音できます。

会議中にできるだけ入力は済ませたいけれど、「あれ、あのとき何て言ってったっけ?」というときに、聞き直せます。
OneNoteを共有しておけば「わからないところは音声聞いてください!」と言うこともできるし、不要になれば音声を消せばOKです。


議事の進行に沿ってOneNote上で本文入力

会議が始まるまでにここまでの準備ができたら、OneNote上で本文を入力していきましょう。
細かいことは特に気にせず、自由に入力して良いと思います。

[Ctrl]キーを押しながら[1]キーを押すことで、チェックボックス形式の行頭記号を入れることもできます。


強調したい部分があれば、アンダーラインや蛍光ペン機能が使えます。
手書き風のマーカーで色をつけたり、 挿入から添付ファイルを付けたりすることもできます。

行頭記号は、チェックボックス型のほか、「★」や「?」も選べます。
要確認や定義も、蛍光ペン機能と同様のようです。


OneNoteの議事録を共有

OneNoteは、メールを送らなくてもメンバーと共有することもできて便利です。
上部のメニューから[共有]を押すことで、共有したい人を選べます。
ただし、議事録1ページ単位での共有は現在できない仕様になっているようです。


以上です。
議事録以外にも、何か手順書や説明資料のようなものを作るのに適しているので、これまで使ったことがない方も、ぜひ使ってみてはどうかと思います。

-効率化・生産性UP
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

効率よくスライド資料を作成する方法【Powerpointデザインの基本】

企画書やプレゼン資料をはじめ、Powerpointでのスライド資料作成に1日の時間の多くを割いている方、結構居るのではないでしょうか。自分の時間を作るためには、スライド作成に掛かる作業時間を短縮するこ …

【決定版】方眼ノート&方眼メモ比較、仕事で使いやすいのはどれか?

私は「使いやすい文具」にはこだわりがあります。PCを使うときも、必ず手書きでアイデアや文章構成を考えるので、ノートと筆記具は大事。色々試しました。 その中でも、おすすめの方眼ノートをピックアップして比 …

本

「エッセンシャル思考」:仕事が断れない人を、無駄なく成果を出す人に変える方法

「いつも目先の仕事を抱えていて、なかなか終われない。」 「無理だとわかっていても頼まれると断れない。 」 そんな自分を変える考え方が「エッセンシャル思考」です。 エッセンシャル思考 いつも余裕があるの …

ストレスなく書きやすいシャープペンシル「スマッシュ(SMASH)」

以前の記事で、ライター視点で最も書きやすいシャープペンシルは、ぺんてるの「グラフ1000」と紹介しました。↓こちらの記事です。 クリエイター向けの書きやすいシャープペンシル「グラフ1000」【ライター …

生産性向上とは、一体何を上げるのか?【基本的な考え方とアプローチ】

最近の景気動向や、働き方改革の流れから 「生産性を向上せよ!!」 というコトバ(号令)を耳にする機会が増えました。 生産性向上と聞くと、どうしても機械・自動化や、人件費削減による効率化と捉えがちです。 …